キュウリ苗の生長が早すぎ!
2009/03/30 Mon. 11:31 | ■家庭菜園 |
発芽19日目のキュウリ「シャキット」です。
キュウリは、本葉3枚時が定植適期ですが、既に3枚ありますね。
・・・しかも、小さなキュウリまで見えています。
こんな小さいうちから出来てていいんだったかな?
こんな小さいうちから出来てていいんだったかな?
育苗日数は、30日を見込んでいたのですが、まだ19日なのに予定より生長が早いです。
まだ定植できる気温になってないので、ちょっとまずいですね・・・
かなりの予定外です。
この生長ぶりだと、あと1週間後には定植できていないと老化苗となってしまうので、
少しでも長く苗の状態で保持できるように、12cmポットに鉢上げしています。
根回り状態、良好でした。
それから、定植時の環境の変化に耐えれるよう順化もすこしずつはじめています。
まずは、リビングの室内に移動しています。
明日は、暖房設備のない窓際に移動して、更に2日後、庭のトンネルに移動させて様子をみる予定です。
こちらはメロン。
簡易温室が狭くて置けなくなってしまったため、室内に移動しました。
株数が予定より少ないですが、それ以外は順調です。
こちらは先日植えたスーパーで買ったジャガイモ。
植えてから23日。植えたところすべて無事に芽がでました。
こちらは、先日58円で購入したミニトマト「ペペ」
市販苗は、私の育苗した苗と違って、ガッチリしています。
葉の色も濃いですね。
こちらは、私の育苗しているトマト「福寿トマト」23日目です。
葉がかなり込み合ってきたので、ズラシをしました。
トマトは結構、場所を食いますね。
簡易温室においていたトマトは半分以上、場所替えを余儀なくされました。
ここに残してあるのと、移動させたのと、どのぐらい生長に違いが出るかも楽しみとします。
そろそろ、ポットが小さくなってきたので、大きいポットに鉢上げが必要ですね。
こちらは、場所を替え、鉢上げも済ませたトマト「桃太郎ファイト」29日目です。
4月半ばぐらいまでは、ここで生長させようと思います。
こちらは、ホウレンソウ。
先日蒔いた種が芽を出しています。
同じ日に蒔いたコールラビも顔を出しました。
これはベビーリーフ。同じ大きさのプランターが4つあります。
サラダにして食べていますが、消費が追いつきません。
ハサミで刈り取って収穫していますが、2~3週間で復活してしまうため、再度収穫。
さすがに、家族全員、飽きてきそうです。
このプランターもメロン予定地なので、もったいないですが、近いうちに撤去となります。
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メロンの発芽温度と育苗管理方法
2009/03/30 Mon. 04:33 | 2009メロン |
覚え書きを記録します^^
露地メロン
・ポット育苗日数(9cmポットで26日)(12cmポットで30日)
・メロンの苗は、みずみずしい姿に仕上げなければならない。こじらせると果実はならない。
・発芽適温は28~30℃、生育適温は25~28℃、開花期は20℃以上の温度が必要で、
15℃以下では開花、開やくが遅れる。
・根の生育適温は34℃、最低8℃、最高40℃である。
・浅根性で数本の太根から多数の細根が張り、10~15cmの深さに広く張る。
・育苗箱に床土を詰め、播種2~3日前に十分かん水しておき、床温を30℃に調整しておく。
・覆土後かん水し、新聞紙で覆う。
・発芽と同時に新聞紙を取り除き、徒長させないように換気を行う。
・蒔き箱で4日で発芽揃い、7日でポットに鉢上げする。
・鉢上げは子葉展開後(播種7~10日目頃)天気の良い日に行う。
・地温は発芽までは28~30℃、発芽後は26℃ 鉢上げ前は23℃とする。
・気温は昼温20~28℃、夜温18~20℃に管理する。
・摘心は本葉4枚を残して行う。
・定植7日前より外気にならす。
・本葉2.5~3.5枚を目安とし、地温が15℃以上に安定してから定植する。
ハウスメロン
・高温・乾燥を好み、降雨・多湿の条件には適応しない。
・種子の発芽適温は28~30℃で、生育には15℃以上の温度を必要とする。
・適温は夜間16~20℃、日中28~30℃、地温20~25℃である。
・育苗箱に床土を詰め、播種2~3日前に十分かん水しておき、床温を30℃に調整しておく。
・覆土後かん水し、新聞紙で覆い、発芽開始時に除去する。
・播種7~8日後の子葉展開時に鉢上げする。
・遅れると根を切りやすく、鉢上げ後の生育が不揃いになりやすい。
・鉢上げ前日に十分かん水し、鉢の地温25℃を確保する。
・鉢上げ後は1~2日間寒冷しゃを被覆し、活着を促進する。
・昼温は28℃前後、夜温20℃前後とし、高温多湿にならないようにする。
・地温は本葉が半展開の頃まで25℃前後、1.5~2.0葉の頃まで20~22℃、
2.5葉頃から18℃前後に下げ徐々に馴化する。
・本葉3~3.5枚を目安とし、地温が15℃以上に安定してから定植する。
メロンは、地温を気温より2~3℃高く保つことが、他の果菜と異なる育苗ポイントのようです。
夏果菜の発芽温度と育苗管理方法
2009/03/30 Mon. 04:27 | 図書・資材・技術 |
覚え書きを記録します^^
カボチャ(西洋種)
・ポット育苗日数(9cmポットで17日)(12cmポットで20日)
・発芽適温は地温25~28℃で、20℃以下では発芽に日数を要し、35℃以上では発芽率が
極めて悪くなる。
・生育適温は気温20℃前後、平均気温23℃を越すとデンプンの蓄積を弱め食味を低下させ、
さらに高温になると生長が阻害される。
・発芽後の温度は昼23~25℃、夜間15~18℃を目標とする。
・鉢上げまでに地温25℃を確保し、子葉展開時に鉢上げする。
・鉢上げ後の温度は本葉1枚まで昼20~25℃、夜間15~18℃を目標とする。
・かん水は午前中に行い、活着後は徒長防止のためできるだけ控える。
・本葉1枚展開後、雌花分化を促進するため、床内を乾き気味にし夜温は低め10~13℃とする。
・鉢ずらしは、晴天の午前中に行い、葉が触れ合わないようにする。
・植え痛み防止のため定植7日前から徐々に床温を下げ、苗を硬化する。
・本葉5枚を残し摘心し、3~4日後に定植する。
・本葉5枚、播種後35~40日で定植する。
カボチャ(日本種)
・発芽適温は25℃前後にあり、最低温度15℃、最高温度35℃である。
・生育適温は気温22~23℃、地温17~20℃で、35℃以上になると生育不良を生じる。
・発芽まで床温を25~28℃に保つ。
・発芽後の温度は本葉1枚まで昼20~25℃、夜間15~18℃を目標とする。
・本葉1枚以降は夜温を下げ、10~12℃にして徒長させないようにする。
・定植10日前から床温を下げて低温に慣らす。
・定植3~4日前に5葉残して摘心する。
・本葉4枚、播種後35~40日で定植する。
キュウリ
・ポット育苗日数(9cmポットで30日)(12cmポットで34日)
・生育適温は、18~25℃で10~12℃以下では生育が止まり、30℃以上の高温では奇形果
になりやすい。
・地温は15℃以上必要で、12℃以下で生育は停止する。
・光はトマトほど要求せず、光飽和点は4,000~5,000ルクスである。
・雌花の分化は短日低温下で促進され節成性が強くなり、高温長日条件下で少なくなる。
・根の酸素要求量は野菜の中では大きい方である。
・発芽まで床温を28℃、発芽直後は25℃前後とし、十分に日光に当てる。
・高温多湿にならないように注意する。
・日中は光合成作用を促進させるため、できるだけ光に当てる。特に午前中の光が有効である。
・かん水は午前中(9~10時)に行い、3~4日毎にかん水する。
・気温は午前中を高めとし、午後は早めにトンネルを閉じ徐々に温度を下げる。
・温度管理は、日中の気温18~28℃(地温18~20℃)とし、夜間は15~18℃(地温17~18℃)
とする。
・本葉3枚時(育苗日数30日)に定植する。
・キュウリは老化が早く、適期に取り出したり定植したりしないと、あとあとまで生育が悪い。
ゴーヤ
・ポット育苗日数(9cmポットで19日)(12cmポットで23日)
・タネは硬いが発芽時には割れやすいので割れ目加工は不要。
・他の果菜よりも高温を好むため、しっかり保温して低温にあわせないこと。
・定植遅れの影響を長く引ずるので、適期の定植につとめる。
・発芽温度は日中30~33℃、夜間20℃。
・蒔き箱で4日で発芽揃い、7日でポットに鉢上げする。
・育苗温度は日中26~30℃、夜間15℃。
・9cmポットで葉数6枚・草丈32cm、12cmポットで葉数8枚・草丈45cmで定植する。
スイカ
・ポット育苗日数(9cmポットで29日)(12cmポットで38日)
・発芽適温は25~30℃、生育適温は25~28℃で、結実には最低13℃以上必要である。
・根の生育適温は30℃前後で、毛根発生の最低温度は13~14℃である。
・光飽和点は8万ルクスで極めて多くの光を必要とし、日照不足は花芽形成、開花、結実、
果実肥大に悪影響を及ぼす。
・発芽までの地温は28~30℃、発芽後は日中25℃前後夜間15℃とする。
・高温多湿にならないように注意する。
・日中の温度は25℃を目標とし、30℃以上にはしない。また、夜間は18~20℃を確保し、
15℃以下にはしない。
・曇天日に換気が少ないと軟弱になりやすい。
・換気は徐々に行い、急激な温度変化を避ける。また、かん水は午前中に温度が上昇してから行う。
・定植1週間前から苗の順化を行う。
トウモロコシ
・発芽適温は25℃~30℃で最低温度が7~8℃ 生育適温21.5~27℃で10~12℃が限界である。
・根の発育には高い温度が必要である。
・播種後の覆土は、ペーパーポットの端が少し出るようにし、かん水しても水が流れ出ない
程度とする。
・覆土後は十分かん水する。
・かん水後、新聞紙やシルバーポリ等をかけて保温し、発芽を揃える。
・播種時期は低温期のため発芽不良や生育不揃いになりやすい。
・直播きをする場合は播種10日以上前までにマルチを敷き地温を上げておく。
・本葉2.5~3枚時に定植する。
トマト
・ポット育苗日数(9cmポットで45日)(12cmポットで52日)
・生育適温は昼温25~28℃、夜温13~17℃、5℃以下では茎葉の伸長は停止する。
・適地温は22℃で13℃以下では根の機能が低下する。
・花芽分化は温度の高いほど早くなり発芽後の積算温度が関係し第1花房600℃ 第2花房900℃、
第3花房1,150℃で花芽分化する。
・厳冬期の育苗では、保温性の高い大型温室での育苗が障害果の発生を少なくする。
・播種前日までには、播種準備を済ませ床温を確保しておく。(地温25℃以上)
・床まきの場合は床土の厚さは8?。覆土5mm。
・発芽始めまでは地温25~28℃確保する。
・30~40%発芽し始めたら新聞紙を取り除き、少量のかん水をする。
・発芽揃い時に条間を軽く中耕する。
・子葉展開後に奇形や生育の悪い株を間引く。
・曇天時でも必ず換気し、徒長に注意する。
・温度は昼温25℃、夜温は子葉展開までに20~18℃とし、1.5葉期までには16~15℃に下げる。
・かん水は床土の下が乾かない様に注意しながら、控え目とする。
・本葉2~2.5葉期で鉢上げする。
・鉢上げ前日にはかん水し、地温25℃を確保しておく。
・育苗前半は、日中25~20℃(地温20~18℃)、夜間は16~12℃(地温18~15℃)を目標とする。
・育苗後半は、日中 晴25℃曇16℃(地温18~15℃)、夜間は14~12℃(地温15℃以上)を
目標とする。
・育苗後半は除々に温度を下げるが、乱形果・窓あき果防止のため、夜温10℃以上は確保する。
・かん水は晴天日の午前中に行い、鉢土の過湿に注意する。
・葉が重なり合わないように、苗の大小別に、3倍程度に広げるように鉢ずらしを行う。
・定植10日前より最低夜温10℃をめどに馴らす。
・穂木播種70日以内を目標に育苗する。
・標準の定植適期は1段花房の第1花開花期である。
・ハウス桃太郎のようなおとなしい品種はやや早めに、桃太郎ような強草勢種は開花が進んでから
定植し、定植期で草勢調整を行う。
ズッキーニ
・ポット育苗日数(9cmポットで20日)(12cmポットで28日)
・高温をきらう果菜である。
・根鉢は葉の生長にワンテンポ遅れるので、葉の状態だけで定植時期の判断をすると根鉢が
崩れて活着しない。定植時期は日数重視とする。
・定植適期を過ぎると急速に老化がすすむので、定植遅れも禁物。
・発芽温度は日中25℃、夜間18℃。
・蒔き箱で5日で発芽揃い、6日でポットに鉢上げする。
・育苗温度は日中20~25℃、夜間15℃。(30℃以上にならないよう注意)
ナス
・ポット育苗日数(9cmポットで52日)(12cmポットで67日)
・発芽は、一定温度におかれるよりも日格差(日中気温30℃、夜間温度20℃前後)の環境下で
促進される。
・根の伸張は、幼植物体で8℃~38℃、根毛は12℃~38℃が望ましい。
・実際の栽培では、地温で13℃~25℃(適温は13℃~20℃)である。
・定植期の目安は地温で14~15℃以上を目安にすると順調に生育する。
・発芽までの地温は、日中30℃、夜間20℃の変温管理とする。
・播種覆土後、新聞紙で表面を覆い、乾燥を防ぐが播種床が乾燥した場合、適宜暖かい水で
かん水を行う。
・播種床全体の2割程度発芽した時点で新聞紙を取り除く。
・奇形や込み合っている部分を間引く。
・発芽後は、日中は26℃~28℃、夜間は20℃に保つ。かん水はやや控えめにし、過湿にならない
ようにする。
・徒長しないように日中はビニルの裾上げ換気により24℃~26℃、夜温18℃~20℃に保つ。
・定植2週間前から鉢土は乾燥気味にし、徐々に外気温に慣らす。
・定植直前にはビニルを全開にする。
・育苗期間が長いため、液肥300倍をかん注し、肥切れを防ぐ。
・本葉7~8枚時に定植する。
・適期より本葉が1枚多く増えてしまうと、あとあとまで生育が悪い。こういう苗はポット上げ
あるいは定植した後、水を多めにやって生育をうながす。
・葉が巻く苗は、寒がっているか、乾燥にあわせたかであり、定植後の生育が悪くなる。
ピーマン
・ポット育苗日数(9cmポットで38日)(12cmポットで43日)
・葉や茎の組織が硬い苗ではいい成績は望めない。みずみずしくてやさしい姿に
仕上げなければならない。組織をかたくする原因は、低温か乾燥である。
低温か乾燥にあうと、葉が内側に巻き気味になって組織が硬化していく。
・定植遅れによる根づまりも組織を硬化させる。適期に定植は大切。
・生育適温は昼温で28~30℃、夜温で16~20℃、最高32℃、最低10℃である。
・10℃で生育はストップする。
・発芽は変温下で良好である。
・発芽までの地温は昼30℃、夜20℃に保ち十分湿度を与える
・本葉2~3枚時(育苗15日頃)に鉢上げするが、鉢上げ前に十分かん水する。
・床温は播種床よりも2~3℃高くしておく。
・深植えは絶対にしない。
・通風を良くし、十分光が当たるようにし、育苗初期は昼夜温とも25℃程度で育苗する。
・中後期になるにしたがって次第に夜温を下げ20℃程度とする。
・さらに、定植前に15~17℃とし、外気温に慣らす。
・本葉4枚時から花芽が形成されるので極度の温度、水分変化は避ける。
・定植は一番花開花頃、本葉10~12枚時に行い、浅植えを励行する。
育苗時のポイントは、生育限界温度を目安に温度管理をするのではなく、
生育適温範囲におさまるように管理することがポイントです。
生育適温範囲におさまるように管理することがポイントです。
例えば、トマトでは最低温度5℃まで耐えれるようですが、その温度で壊死しないだけであって、
実際には生育が完全にストップして、その後しばらく生長しなくなってしまうようですので、
根に障害が出ている可能性もありますし、その後の影響は大きいと思われます。
実際には生育が完全にストップして、その後しばらく生長しなくなってしまうようですので、
根に障害が出ている可能性もありますし、その後の影響は大きいと思われます。