夏果菜の発芽温度と育苗管理方法 - 家庭菜園 趣味のメロン栽培

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夏果菜の発芽温度と育苗管理方法 

夏果菜の発芽温度と育苗管理方法


覚え書きを記録します^^


カボチャ(西洋種)

・ポット育苗日数(9cmポットで17日)(12cmポットで20日)
・発芽適温は地温25~28℃で、20℃以下では発芽に日数を要し、35℃以上では発芽率が
 極めて悪くなる。
・生育適温は気温20℃前後、平均気温23℃を越すとデンプンの蓄積を弱め食味を低下させ、
 さらに高温になると生長が阻害される。
・発芽後の温度は昼23~25℃、夜間15~18℃を目標とする。
・鉢上げまでに地温25℃を確保し、子葉展開時に鉢上げする。
・鉢上げ後の温度は本葉1枚まで昼20~25℃、夜間15~18℃を目標とする。
・かん水は午前中に行い、活着後は徒長防止のためできるだけ控える。
・本葉1枚展開後、雌花分化を促進するため、床内を乾き気味にし夜温は低め10~13℃とする。
・鉢ずらしは、晴天の午前中に行い、葉が触れ合わないようにする。
・植え痛み防止のため定植7日前から徐々に床温を下げ、苗を硬化する。
・本葉5枚を残し摘心し、3~4日後に定植する。
・本葉5枚、播種後35~40日で定植する。



カボチャ(日本種)

・発芽適温は25℃前後にあり、最低温度15℃、最高温度35℃である。
・生育適温は気温22~23℃、地温17~20℃で、35℃以上になると生育不良を生じる。
・発芽まで床温を25~28℃に保つ。
・発芽後の温度は本葉1枚まで昼20~25℃、夜間15~18℃を目標とする。
・本葉1枚以降は夜温を下げ、10~12℃にして徒長させないようにする。
・定植10日前から床温を下げて低温に慣らす。
・定植3~4日前に5葉残して摘心する。
・本葉4枚、播種後35~40日で定植する。



キュウリ

・ポット育苗日数(9cmポットで30日)(12cmポットで34日)
・生育適温は、18~25℃で10~12℃以下では生育が止まり、30℃以上の高温では奇形果
 になりやすい。
・地温は15℃以上必要で、12℃以下で生育は停止する。
・光はトマトほど要求せず、光飽和点は4,000~5,000ルクスである。
・雌花の分化は短日低温下で促進され節成性が強くなり、高温長日条件下で少なくなる。
・根の酸素要求量は野菜の中では大きい方である。
・発芽まで床温を28℃、発芽直後は25℃前後とし、十分に日光に当てる。
・高温多湿にならないように注意する。
・日中は光合成作用を促進させるため、できるだけ光に当てる。特に午前中の光が有効である。
・かん水は午前中(9~10時)に行い、3~4日毎にかん水する。
・気温は午前中を高めとし、午後は早めにトンネルを閉じ徐々に温度を下げる。
・温度管理は、日中の気温18~28℃(地温18~20℃)とし、夜間は15~18℃(地温17~18℃)
 とする。
・本葉3枚時(育苗日数30日)に定植する。
・キュウリは老化が早く、適期に取り出したり定植したりしないと、あとあとまで生育が悪い。



ゴーヤ

・ポット育苗日数(9cmポットで19日)(12cmポットで23日)
・タネは硬いが発芽時には割れやすいので割れ目加工は不要。
・他の果菜よりも高温を好むため、しっかり保温して低温にあわせないこと。
・定植遅れの影響を長く引ずるので、適期の定植につとめる。
・発芽温度は日中30~33℃、夜間20℃。
・蒔き箱で4日で発芽揃い、7日でポットに鉢上げする。
・育苗温度は日中26~30℃、夜間15℃。
・9cmポットで葉数6枚・草丈32cm、12cmポットで葉数8枚・草丈45cmで定植する。



スイカ

・ポット育苗日数(9cmポットで29日)(12cmポットで38日)
・発芽適温は25~30℃、生育適温は25~28℃で、結実には最低13℃以上必要である。
・根の生育適温は30℃前後で、毛根発生の最低温度は13~14℃である。
・光飽和点は8万ルクスで極めて多くの光を必要とし、日照不足は花芽形成、開花、結実、
 果実肥大に悪影響を及ぼす。
・発芽までの地温は28~30℃、発芽後は日中25℃前後夜間15℃とする。
・高温多湿にならないように注意する。
・日中の温度は25℃を目標とし、30℃以上にはしない。また、夜間は18~20℃を確保し、
 15℃以下にはしない。
・曇天日に換気が少ないと軟弱になりやすい。
・換気は徐々に行い、急激な温度変化を避ける。また、かん水は午前中に温度が上昇してから行う。
・定植1週間前から苗の順化を行う。



トウモロコシ

・発芽適温は25℃~30℃で最低温度が7~8℃ 生育適温21.5~27℃で10~12℃が限界である。
・根の発育には高い温度が必要である。
・播種後の覆土は、ペーパーポットの端が少し出るようにし、かん水しても水が流れ出ない
 程度とする。
・覆土後は十分かん水する。
・かん水後、新聞紙やシルバーポリ等をかけて保温し、発芽を揃える。
・播種時期は低温期のため発芽不良や生育不揃いになりやすい。
・直播きをする場合は播種10日以上前までにマルチを敷き地温を上げておく。
・本葉2.5~3枚時に定植する。



トマト

・ポット育苗日数(9cmポットで45日)(12cmポットで52日)
・生育適温は昼温25~28℃、夜温13~17℃、5℃以下では茎葉の伸長は停止する。
・適地温は22℃で13℃以下では根の機能が低下する。
・花芽分化は温度の高いほど早くなり発芽後の積算温度が関係し第1花房600℃ 第2花房900℃、
 第3花房1,150℃で花芽分化する。
・厳冬期の育苗では、保温性の高い大型温室での育苗が障害果の発生を少なくする。
・播種前日までには、播種準備を済ませ床温を確保しておく。(地温25℃以上)
・床まきの場合は床土の厚さは8?。覆土5mm。
・発芽始めまでは地温25~28℃確保する。
・30~40%発芽し始めたら新聞紙を取り除き、少量のかん水をする。
・発芽揃い時に条間を軽く中耕する。
・子葉展開後に奇形や生育の悪い株を間引く。
・曇天時でも必ず換気し、徒長に注意する。
・温度は昼温25℃、夜温は子葉展開までに20~18℃とし、1.5葉期までには16~15℃に下げる。
・かん水は床土の下が乾かない様に注意しながら、控え目とする。
・本葉2~2.5葉期で鉢上げする。
・鉢上げ前日にはかん水し、地温25℃を確保しておく。
・育苗前半は、日中25~20℃(地温20~18℃)、夜間は16~12℃(地温18~15℃)を目標とする。
・育苗後半は、日中 晴25℃曇16℃(地温18~15℃)、夜間は14~12℃(地温15℃以上)を
 目標とする。
・育苗後半は除々に温度を下げるが、乱形果・窓あき果防止のため、夜温10℃以上は確保する。
・かん水は晴天日の午前中に行い、鉢土の過湿に注意する。
・葉が重なり合わないように、苗の大小別に、3倍程度に広げるように鉢ずらしを行う。
・定植10日前より最低夜温10℃をめどに馴らす。
・穂木播種70日以内を目標に育苗する。
・標準の定植適期は1段花房の第1花開花期である。
・ハウス桃太郎のようなおとなしい品種はやや早めに、桃太郎ような強草勢種は開花が進んでから
 定植し、定植期で草勢調整を行う。



ズッキーニ

・ポット育苗日数(9cmポットで20日)(12cmポットで28日)
・高温をきらう果菜である。
・根鉢は葉の生長にワンテンポ遅れるので、葉の状態だけで定植時期の判断をすると根鉢が
 崩れて活着しない。定植時期は日数重視とする。
・定植適期を過ぎると急速に老化がすすむので、定植遅れも禁物。
・発芽温度は日中25℃、夜間18℃。
・蒔き箱で5日で発芽揃い、6日でポットに鉢上げする。
・育苗温度は日中20~25℃、夜間15℃。(30℃以上にならないよう注意)



ナス

・ポット育苗日数(9cmポットで52日)(12cmポットで67日)
・発芽は、一定温度におかれるよりも日格差(日中気温30℃、夜間温度20℃前後)の環境下で
 促進される。
・根の伸張は、幼植物体で8℃~38℃、根毛は12℃~38℃が望ましい。
・実際の栽培では、地温で13℃~25℃(適温は13℃~20℃)である。
・定植期の目安は地温で14~15℃以上を目安にすると順調に生育する。
・発芽までの地温は、日中30℃、夜間20℃の変温管理とする。
・播種覆土後、新聞紙で表面を覆い、乾燥を防ぐが播種床が乾燥した場合、適宜暖かい水で
 かん水を行う。
・播種床全体の2割程度発芽した時点で新聞紙を取り除く。
・奇形や込み合っている部分を間引く。
・発芽後は、日中は26℃~28℃、夜間は20℃に保つ。かん水はやや控えめにし、過湿にならない
 ようにする。
・徒長しないように日中はビニルの裾上げ換気により24℃~26℃、夜温18℃~20℃に保つ。
・定植2週間前から鉢土は乾燥気味にし、徐々に外気温に慣らす。
・定植直前にはビニルを全開にする。
・育苗期間が長いため、液肥300倍をかん注し、肥切れを防ぐ。
・本葉7~8枚時に定植する。
・適期より本葉が1枚多く増えてしまうと、あとあとまで生育が悪い。こういう苗はポット上げ
 あるいは定植した後、水を多めにやって生育をうながす。
・葉が巻く苗は、寒がっているか、乾燥にあわせたかであり、定植後の生育が悪くなる。




ピーマン

・ポット育苗日数(9cmポットで38日)(12cmポットで43日)
・葉や茎の組織が硬い苗ではいい成績は望めない。みずみずしくてやさしい姿に
 仕上げなければならない。組織をかたくする原因は、低温か乾燥である。
 低温か乾燥にあうと、葉が内側に巻き気味になって組織が硬化していく。
・定植遅れによる根づまりも組織を硬化させる。適期に定植は大切。
・生育適温は昼温で28~30℃、夜温で16~20℃、最高32℃、最低10℃である。
・10℃で生育はストップする。
・発芽は変温下で良好である。
・発芽までの地温は昼30℃、夜20℃に保ち十分湿度を与える
・本葉2~3枚時(育苗15日頃)に鉢上げするが、鉢上げ前に十分かん水する。
・床温は播種床よりも2~3℃高くしておく。
・深植えは絶対にしない。
・通風を良くし、十分光が当たるようにし、育苗初期は昼夜温とも25℃程度で育苗する。
・中後期になるにしたがって次第に夜温を下げ20℃程度とする。
・さらに、定植前に15~17℃とし、外気温に慣らす。
・本葉4枚時から花芽が形成されるので極度の温度、水分変化は避ける。
・定植は一番花開花頃、本葉10~12枚時に行い、浅植えを励行する。



育苗時のポイントは、生育限界温度を目安に温度管理をするのではなく、
生育適温範囲におさまるように管理することがポイントです。

例えば、トマトでは最低温度5℃まで耐えれるようですが、その温度で壊死しないだけであって、
実際には生育が完全にストップして、その後しばらく生長しなくなってしまうようですので、
根に障害が出ている可能性もありますし、その後の影響は大きいと思われます。

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